岐阜支部 店舗インタビュー

第1回 ギフトセンターかさい

年商60万円からのスタート! 圧倒的商品数と海外展開で さらなる成長を狙う 株式会社ギフトセンターかさい 葛西 利昭 社長

運営サイト Oiwai-Giftland

ジリ貧からの脱却

堀:会社の設立はいつですか?

葛西:昭和50年に父が設立しギフト商品の卸としてスタートしました。当時はシャディなどのカタログ冊子もなく、売れ筋商品も今とは全く違いますね。
【水牛の角】や【赤富士の画】、【壷】、【掛け軸】などが良く動いていて、新築祝いにそのような美術工芸品を贈るような時代でした。

堀:どのようなきっかけで、ネット通販に進出されたのですか?

葛西:ギフト卸が『ジリ貧』で現状を打開せねばとの思いで、ネット販売を1999年から取り組みました。その頃の卸業は、取引先を開拓するのに合見積が常態化していて、厳しい価格競争で、粗利8%や5%で取引することもザラ。それでも量がまとまれば良いのですが、実際は1口の取引額は少額なんで労力を費やした割りに儲けの出ない商売だったんですね。何件もの取引をまとめて1000万円を売上げたとしても100万円すら手元に残らない。『割に合わない』と頭を抱えていました。
それも毎月毎月、新規の取引を獲得しなければならない・・・そんな『1回1回で完結する商売はやりたくない』との思いが強くなり、ネット通販に取り組んだわけです。

スタートは期待はずれ

堀:1999年とは早いですねぇ。結構コストかかったんじゃないですか?

葛西:Dreamweaver‎を買ったのですが、サッパリわからなくて。結局、業者に委託して200万かかりましたよ(笑)

堀:200万とは凄い。元は取れました?

葛西:サイトをOPENして、1人のお客様がポーンと60万円分購入して下さり『インターネットって凄いなぁ』と胸躍らせたのですが・・・それから1件も注文が入らず、初年度はその60万円だけでした(笑)

堀:低空飛行でのスタートだったのですね。その後は?

葛西:200万もかけてコケたら『格好つかんぜ!』と自分を奮い立たせDreamweaverに再チャレンジ。200万で作った基本ページがあるので、ゼロから作るよりはまだマシでなんとかページをいじることが出来ましたね。
基礎的な知識が無いから上手くいっている店からパクるのが早いと思い、他社で売れているページを参考に、ナビゲートボタンの位置やバナーの大きさなど真似して、似たような雰囲気のページへ改修することを続けてました。
そうしたら、なんだかポツポツ注文が入るようになり、2年後には月商200万を突破していましたね。
でも売上を劇的に稼げた一番の要因はSEOです。とある業者に委託したことがきっかけで、Yahoo、Google検索で1ページ目に入ったとたんバンバン売れ出しました。
ちょうど市町村合併が多かった頃で、自治体からの注文がポ~ンと300万円分、続けて入ったり・・・。
上位表示の凄さを実感し、SEOを含めたインターネットならではの手法を勉強しなければと思いましたねぇ。

モール展開のきっかけ

堀:具体的にはどのように勉強されたのですか?

葛西:逸品ドットコムを立ち上げた森本繁生氏が主催するOSMC(オンラインショップマスターズクラブ)という勉強会に入り、独自ドメインに特化したネット通販のノウハウを学びました。

堀:学んだ知識を活かし自社サイトを起動に乗せ、次のステップとしてモール出店・・・という流れですか?

葛西:自社サイトの運営法を学ぶOSMCの勉強会なのに、仲間からは『楽天がいいぞ』『楽天がいいぞ』と聞かされ、なんか天邪鬼になったんでしょう・・・2004年にYahooに出店(笑)。
その時にソフトを使い一括で1000~2000点もの商品をアップしたのですが、9月中ごろ過ぎてのOPENで開店初月の売上は90万円。
いきなりたたき出した数字にびっくりし、『モールはいいなぁ』と思っていたら次の月からは勢いが加速しスグに月商300万くらいになったんですね。
コレはチャンスだと直感が働き、速攻で楽天に出店契約をして2005年5月には楽天店をOPENさせて初月から500万円以上を記録。まさに時代の波に乗ったーという感じでした。

堀:その後は順調に?

葛西:いえいえ。自社・Yahoo・楽天の3サイト合計で月商1000万円を超えたのですが、失敗もありましたよ。
Yahooのアルゴリズムが変わり、検索結果がドーンと下がり売上が1/5になったり。
またモールの旨みを知ってしまったので『ぐるナビ、』『ベネッセ』『biddersクラブ(オークション)』・・・と次々にチャレンジしたけど、上手くいかなかったなぁ。
Try&Errorと言えば格好良いけど、エラーばかりでした(笑)
今は自社・Yahoo・楽天・DeNA・ポンパレ・amazon で落ち着いていますが、新しいチャレンジとして、昨年、シンガポール楽天にも出店したところ。
モール毎に複数出店しているのでシンガポール楽天を含め全部で12店舗を運営中です。

海外展開と100万品目のデータ化

堀:おもしろい、シンガポール楽天ですか!という事は海外販売も積極的に取り組む予定で?

葛西:実はハワイ州に現地法人を持っていて現在3期目になり、海外販売は前々から着手していました。
だから、岐阜県のネット事業者への支援策の一環だった無償英訳サービスは使い倒しましたね(笑)。シンガポール楽天をオープンする時は、5000~6000品目の商品を英訳してもらいました。
また、日本国内に住む外国人を対象とした市場の開拓にも取り組んでいるところで、具体的には自社サイトで、日本文の商品紹介の下に英訳文を記載するようシステム化したばかり。在日外国人の方々が、英訳ソフトを使わずに買い物できる環境を整えることで新たな市場が生み出せると考えています。
海外販売に限って言えば、直近の目標は海外のamazon全店に出店することですね。

堀:海外の目標が出たところで、ネット事業全体の今後のビジョンは?

葛西:最近、楽天の契約をメガショッププランに変更して30万点を目標に出品数を増やす予定です。これはギフトならではの商品特性を活かすためで、例えばタオルギフトを例に挙げると、出品側(私)が『新築祝い』に良いと考えページを作ったとしても、お客様は『内祝い』のお返しに良いと思うかもしれない・・・つまり、私の思い込みで商品に垣根を作ることは、お客様のニーズに受け止められないリスクになる。だから、1つのタオルセットを様々なシチュエーションのギフト品としてページを作っていくことで、全てのお客様のギフトニーズに応えていく。ショップ側で勝手に垣根を作らず、お客様は目的に合ったギフトを自由に選べる・・・そんなサイトを目指しています。
またもう1つ夢があって、規模の小さなメーカーやニッチな商材などは型番品にもかかわらずデータ化されておらず、これらをビジネスにつなげたい。アナログ管理の商品をデータベース化し、直営の店舗や海外に積極的に販売する。日本の高い技術力と品質を漏らさず世にリリースできる環境を作りたいですね。目指すは100万点のデータ化!埋もれた逸品に光を当てたい・・・ちょっと格好良すぎ(笑)。

堀:葛西さん、マジ格好いいです(笑)・・・と持ち上げたところで、最後に、このメルマガの読者に何かプレゼントが欲しいなぁ~とおねだりしたりして・・・。

葛西:えっ、そんなの事前に聞いていないよ!何も用意していないけど・・・。

堀:心配いりません・・・事務所なんで探せばきっと何か出てきますよ(図々しくも勝手に探し回る)。コレ、もらってイイですか?

葛西:それでよろしければ、どうぞ!

堀:ありがとうございます!

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会社概要

社名 株式会社ギフトセンター かさい
所在地 〒500-8369 岐阜県岐阜市敷島町8丁目49
展開店舗 [自社] [楽天] [Amazon] [Yahoo!] [DeNA] [ポンパレモール]